【7つの習慣】ものの見方・考え方【自己啓発】

皆さんこんにちは。まっつんです。

本日紹介する本はこちら!

「完訳 7つの習慣」 スティーブン・R・コヴィー 著

書店でよく見かける本ですね。500ページにもおよぶ分厚い本であるため実際に手に取って読んだり、最後まで読むとなるとそれなりに根気が必要です。究極の自己啓発本と言われているだけあり、書かれている内容を一つ一つ実践し、習慣化していくことができれば私たちの人生はより豊かなものになりそうだという実感は湧きます。

本記事は、地道な努力・習慣化によって自分の人生をより豊かに、有意義なモノにしたい方にお薦めです。あるいは本の余りの分厚さに敬遠していた方や途中で挫折してしまった方にも読んでいただけると幸いです。

 

この本を一言で表すと、こちら!

【ものの見方・考え方の違いを理解し、公私の成功をおさめる】

皆さんは客観的に物事を考えられますか?私はあまりできていないと思っています。

できるだけ客観的に考えたいと頭では思っていても、そこには必ず主観的な考えが存在します。例えば1枚の絵を見たときに、その絵が若い女性に見えるのか、それとも老婆に見えるのか。これは感性の問題だから適切でないと思うかもしれません。

では、ある会議で上司とあなたの意見が異なっていて、かつ上司もあなたも自分の意見が正しいと思っているという場面、経験ありませんか?

或いは図のようなデータを見てどう思いますか。比例しか知らなければ比例関係にあると考え、指数を知っていれば指数関係にあると考える。あるいは類似のデータを知っていればそれらの相違点について議論できます。

図1 比例か指数かそれとも・・・

ここで言いたいことは、ものの見方・考え方はこれまでの人生経験に基づいて決定されるということです。各人が持っているメガネやフィルターを通して情報を受け取っているのです。

 

この考え方の違いをしっかりと理解する必要があり、理解できれば私的な成功ならびに公的な成功につながると言っています。

 

では私的、公的成功を収めるためにはどうしたらよいかを以下で具体的に見ていきます。私的成功は第1~3の習慣、公的成功は第4~6の習慣。第7の習慣は1~6までの習慣をブラッシュアップしていく習慣です。早速見ていきましょう。

私的成功

第1の習慣 主体性を持つ

ここでの主体性とは、もちろん自発的に物事を考え行動することの意味もありますが、さらに自分の人生に責任を負うことでもあります。

何を与えられたかではなく、与えられたものをどう使うか。私たちは反応を選択する自由を持っています。外から受けた刺激に対してどのように反応するか、その選択権は私たち自身が持っているのです。

ここで、ヴィクトール・フランクル(オーストリアの精神科医・心理学者、ユダヤ人)という人物を紹介します。彼は第二次世界大戦時にナチスドイツの強制収容所に送られ、そこで多くの拷問・屈辱を受けたが、彼のアイデンティティは少しも傷ついていませんでした。彼が収容所で思い描いていたのは、収容所から解放され大学で講義している場面。拷問を受けている最中に学んだ教訓を学生達に話している姿を想像していたのです。

 

このように自分にどのような刺激が与えられても、その影響を自分自身で選択することができます。そのため主体的であるということは、過去の自分が受けた刺激に対する選択の結果であり、人生の責任を持つことでもあります。

 

関心の輪と影響の輪

もう一つ重要な考えとして、他人の人生を生きない、自分の人生をコントロールするという考えがあります。私たちは興味あること(関心の輪)とそれに対して関与できること(影響の輪)には限りがあります。興味があったとしても自分ではどうすることもできない事柄に対して何時間も考えるべきではありません。自分の行動で変えることができることに注力しましょう。

 

これと同じことをアドラー心理学の「嫌われる勇気」でも述べられています。

 

第2の習慣 終わりを思い描くことから始める

みなさんはどんな人生を歩み、どのようにして人生の幕を降ろしたいですか?人生で大切なことは何か。配偶者、家族、仕事、お金などいろいろあると思います。それらについてよく考え、自分の行動の土台となる原則を、憲法を構築する必要があります。

真剣に考えたうえで、当事者として考えて原則を作り、その原則を考えの中心に置けば何かの判断を迫られたときにちゃんとした答え、行動をすることが出来ます。

 

第3の習慣 最優先事項を優先する

最優先事項を優先する、当たり前のことを言っているように聞こえますが私たちはなかなかそれが出来ていません。下図は重要性と緊急性を表した図です。自分のタスク、スケジュールを4つに分類するとどのような結果になるでしょうか。①緊急かつ重要なことばかりを行い、余った時間は疲れて③緊急でも重要でもないことをやっていませんか。

本書で重要視していることは、②緊急ではないが重要なことです。ついつい後回しになってしまっていることを優先してこなしていかないと、いつまでたってもそのタスクを実行することが出来ません。時間の管理ではなく、自分を管理する必要があります。

「最良」の敵は「良い」である。

自分の中の原則をしっかり持っていないとその判断が怪しくなります。②緊急ではないが重要なことをまず最初にスケジュールに入れましょう。残った時間に①緊急かつ重要なことを入れる。③と④の重要ではないことは思い切って捨ててしまいましょう。

 

公的成功

第4の習慣 win-winを考える

公的成功、あなたも私も成功していくにはwin-winで物事を考えるべきです。win-loseでもlose-winでもlose-loseでもありません。ただし勿論、すべてがwin-winになることはなく、ケースバイケースでもあります。できる限りwin-winで収める、それが出来ないならNo deal、取引をしないことを選択する。そのためにはあなたと相手の間に信頼が必要です。

信頼

お互いに信頼がなければ、心を開いていなければ疑心暗鬼になりwin-winになることはありません。信頼を高める6つのことを示します。①相手を理解する②小さなことを気遣う③約束を守る④期待を明確にする⑤誠実さを示す⑥心から謝る。

私がもっとも重要だと思う「⑤誠実さを示す」について説明します。誠実さとは、自分の言葉に現実を合わせることです。約束を守ることも、相手の期待に応えることも誠実な態度といえます。そしてその場にいない人に対して忠実になることも重要です。陰口ばかり言う人は信頼されません。陰口を聞いた人は自分のいないところで同じように陰口を言われているのではないかと疑います。これでは信頼など築ける理由がありません。誠実でありましょう。

 

第5の習慣 まず理解に徹し、そして理解される

みなさんは相手のはなしをちゃんと聴き、理解していますでしょうか。話を途中まで聞いて、勝手に解釈し、助言したりしていないでしょうか。多くの場合、自分のそれまでの経験、いわば自叙伝を相手の経験に重ねて理解したつもりになっているだけである。極端な話、具合が悪くて医者に診てもらった時を考えてみよう。

 

あなた「具合が悪くて…」

医者「ではこちらの薬をお飲みください。」

あなたの話を聞かず、理解しようとしていない医者からの薬を信じることは出来ませんよね。相手を理解するためにには、相手の身になって聴く共感による傾聴が必要です。

 

共感による傾聴

共感とは相手の視点に立って物事を眺め、相手の見ている世界を見ることである。そして傾聴とは相手の身になって聴くことである。

相手の話を聴く際にやってはいけないことが四つあります。①評価する②探る③助言する④解釈する

これらは自分のメガネを通して、自分の価値観を相手に押し付けているに過ぎないからです。相手の話を聴いてすべきことは、相手が言葉にしていない感情や想いを言葉に出すことが重要です。そうすれば相手はあなたに理解してもらえていると思い、最終的には本当の問題を打ち明ける勇気を持つことができ、あなたの話も聞くようになります。

つまり、「あなたのことを理解しています」ということが伝われば、「相手もあなたの話を聴く準備ができる」のです。これにはもちろん相手との信頼関係が築けていなければいけません。

 

第6の習慣 シナジーを生み出す

この習慣では相手を尊重することを重要視しています。win-winの考えを持ち、相手のことを十分に理解し、高い信頼関係を築き、相手を尊重することが出来れば、より良い考えを生み出す子が出来ます。ここまでの習慣を実践できれば、1+1を3にも4にもできるということです。

 

第7の習慣 刃を研ぐ

最後の習慣では、自分自身をさらに鍛えて精進していくことを求めています。鍛えるものは4つです。

 

①肉体

身体によいものを食べ、十分な休養をとりリラックスし、定期的に運動する。

 

②精神

精神的側面はあなたの核であり、中心であり、価値観を守り抜こうとする意志です。例えば毎日聖書を読み、祈り、瞑想するとよいでしょう。都会から離れて自然の中を散歩することも効果的です。

 

③知性

学校を卒業してから知性を磨かなくなった人はいませんか?本を読む、専門分野の知識をとがらせる、専門外の分野も知識を広げるとよい。

 

④社会・情緒

無視できないような重要な人と会い、話し合う。上司、同僚、部下、友人、隣人、配偶者、子供、親類などと良い人間関係を築く。

とくに最初の3つは武道で言われるような心技体(心は精神、技は知性、体は肉体)を鍛えることですね。日々の研鑽がさらなる成功につながっていきます。

 

最後に

これら7つの習慣はすぐに身につくものでもありませんし、一生をかけても身につかないかもしれません。それほど、習得することが難しいと思います。

そして

7つの習慣のうちどの習慣から始めても構いません。各習慣は互いを補い合っているからです。自分の始めやすいことから始めてはいかがでしょうか。

 

以上、7つの習慣の紹介でした。