【要約】メモは、人生を変える【メモの魔力】

こんにちは、まっつんです。本日要約する本はこちら!

メモの魔力」 前田 裕二 著

本日要約する「メモの魔力」は2018年12月に発売され、2019年のビジネス書籍売上1位のベストセラーを飾りました。2019年時点で売上部数も40万部を突破しており、現在ではさらに記録を伸ばしていると考えられます。

 

著者の前田裕二さんはSHOWROOM株式会社の代表取締役社長。このSHOWROOMが立ち上げられた元のアイデアは、本書で紹介されているメモの力だと力説しています。

本書は特に前半部分に重要なことが書かれており、文章から前田さんのメモに対する熱い思いがヒシヒシと伝わってきます。

その熱量とともに、メモの威力を想像でき、実践していくことができれば確実に人生が変わると思えるようになります。そのくらい熱いメッセージが込められています。

 

「メモの魔力」を一言で要約すると

メモは人生を変える

実際に前田さんはメモの力によって、幼少期のつらい時期を克服しました。また就職活動でもメモの力を発揮し、自分を見つめなおし、外資系企業に就職。ほどなくして、SHOWROOMを立ち上げています。

 

前田さんの言う「メモ」とは普通のメモと何が違うのか。「メモ」することで人生が変わるとはどういうことか。深堀していきましょう。

 

メモの魔力 知的生産

みなさんはメモについてどのように思っているでしょうか。

私は会議や講演会、学生なら授業といった、見聞きした内容を忘れないためのメモを想像していました。つまり「記録」としてのメモです。

英語のmemoもmemoryの一部だったり、ラテン語のmemini(記録している)を語源としていたりするため「記録」としてのメモも間違いではありません。

しかし前田さんの推奨する「メモ」は単純な記録というなまぬるいモノではありません。メモの魔力の「メモ」は「記録」ではなく「知的生産」のためにあります。

 

ファクトー抽象化ー転用

知的生産のためのメモとは、いったいどういう意味でしょうか。

メモの魔力では通常のメモ同様に、ファクト(事実)を記載しますが、これでけでは終わりません。そこからさらに抽象化、転用を記載していきます。

 

抽象化とは、ある事象をさらに上位概念で幅広く考えることです。

転用とは、抽象化で得られた上位概念を具体的な行動(下位概念)に落とし込むことです。

 

抽象化と転用について、本書で紹介されていた例をもとに説明します。

前田さんは小学生のころからギターの弾き語りで生計の一部を立てていました。その時のメモからファクトは

・カバー曲を歌うと、オリジナル曲のときよりも立ち止まってもらえる。
・立ち止まってもらった人のリクエストにこたえると、ぐっと仲良くなる。
・そうして仲良くなった後にオリジナル曲を歌うと、もっとお金がもらえる。
(メモの魔力より引用)

こうしたファクトを受けて、なぜ立ち止まってもらえるのかなぜお金がもらえるのかその気づきを別の場所に活かせないか…と考えます。

 

すると抽象化は

・仲良くなるには、双方向性が大事。
・人は「うまい歌」ではなく、「絆」にお金を払う。
(メモの魔力より引用)

 

さらに転用は

・双方向性があり、絆が生まれる仕組みをネット上に作る。
(メモの魔力より引用)

といった具合になります。そして転用に記載したことを実際の行動に移していく。その結果が前田さんが運営するSHOWROOMにつながっています。

私たちの人生はアウトプットによってのみ変えることが出来ます。このメモの魔力ではインプット⇒アウトプットの流れを大切にしています。

 

このファクト⇒抽象化⇒転用の流れを習慣化できれば、日常の風景が変わります。

漫画を読んだり、ゲームをしたり、旅行したり、これらの日常で楽しかったこと、心が揺さぶられたことに対してなぜ?と疑問を持つことで、そのあいまいな感覚を言葉にできるからです。

人間、言葉にできないことは応用しにくい生き物です

深い内省は自分をよく知ることもできます。

 

メモの魔力 鍛えられる5つの能力

①アイデアを生み出せるようになる(知的生産性の向上)
②情報を「素通り」しなくなる
③相手の「より深い話」を聞き出せる(傾聴能力の向上)
④話の骨組みが分かるようになる
⑤あいまいな感覚や概念を言葉にできるようになる(言語化能力の向上)

本書のメモの取り方を実践することで、上記5つの能力が鍛えられると述べられています。私個人的には①②⑤が特に重要だと思いました。

 

アイデアを生み出せるようになる(知的生産性の向上)
情報を「素通り」しなくなる

①と②は共通していると考えています。

上記にもありますが、このメモの魔力のメモを実践し習慣化できれば、日常がアイデアの宝庫になります。

日常のとりとめのないできごと、電車を載っているときに見た広告、Youtubeで時間をつぶしているとき、こうした何気ない日常の情報を素通りせず、抽象化⇒転用していけばアイデアがあふれてきます。

 

あいまいな感覚や概念を言葉にできるようになる(言語化能力の向上)

この「言葉にできる」ことは非常に重要だと思っています。

ヒットした映画などを単に面白かった、で済ますのではなくて、なぜ面白かったのかと深堀していく。その過程で面白かったことを必ず言葉にする必要があります。

言葉にできるということは、正確に相手に伝えることが出来ることでもあり、これが出来ないと自分自身でも自由に使うことが出来ない(転用できない)からです。

言葉にできるということは、例えば就職活動においても活きる力です。なぜその企業を志望するのか、なぜその事業をやりたいのか、そういったあいまいになりがちなことも言葉に出来るようになれれば論理的な説明をすることが出来るようになります。

 

まとめ

・メモは知的生産のためにある。
・ファクト⇒抽象化⇒転用プロセスは最強。

 

いかがでしたでしょうか。メモの魔力に書かれているようなメモの取り方(抽象化⇒転用)まで出来るようになれれば、最強だと思いませんか。

ただ実際に実践するとなると結構大変です。毎日1つでもいいのでやってみたら割と楽しいですよ。

転用まで出来るとベストですが、抽象化で上位概念としてとらえるだけでも大きな収穫になるので時間のない人は抽象化まででいいと思います。

この上位概念を記憶のフックにかけているだけでも、情報の捉え方が変わりますのでぜひ実践してみましょう。

以上、メモの魔力の要約でした。