本日紹介する本はこちら。
「仕事は楽しいかね?」 デイル・ドーテン著
記事タイトルそのままですね。笑
改めてお聞きします。仕事は楽しいですか?
楽しくないと思った方にも楽しいと思った方にもお勧めです。
先日紹介した「夢をかなえるゾウ」のように小説形式で読みやすいですし、世界中の成功者の裏話(コカ・コーラ誕生秘話など)が盛り込まれており楽しく読める自己啓発本です。
この本を一言で表すと、こちら。
【明日は今日と違う自分になる】
なんだかかっこいいですね。
違う自分になる、でもどうすればいいの?と思うでしょう。
下記のキーワードにもなっていますが、新しいことに挑戦していこう、ということです。
毎日毎日、同じような仕事を同じようにやる…のではなく
日々お試し・挑戦し続けることで成功に近づくと述べています。
3つのキーワード
- 変化ではなくお試し
- 失敗は存在しない
- 新しいアイデアは、新しい場所に置かれた古いアイデア
1.変化ではなくお試し
人間は変化を嫌いう生き物です。特に激しい変化ほど拒絶されます。
皆さんの中には会社で新しい企画を提案したものの、今までと大きく異なるため企画が通らなかった、または難色を示された経験はないでしょうか。
一方で人間はホーソーン効果にもあるように実験やお試しは好きなんです。
試し続けることで、ビジネスの種を蒔き続けることでその中のどれかが「当たる」のです。
成功者の方々のインタビュー記事などを読むと、たいていの人が「たまたま当たった」と述べています。
これは常日頃、100個1000個と試し続けてきた中でどれかが運よく当たったということです。
必ず当たる、成功するというような特効薬はありません。
2.失敗は存在しない
試し続ける・挑戦し続けると言われても、失敗したくないと思うかもしれません。
しかしそもそも失敗など存在しません。
ご存じのようにトーマス・エジソンの名言がありますね。
「失敗したのではない。上手くいかない方法を1万通り発見したのだ。」
これは発明に限った話ではありません。
仕事においても同じで、事業にならないことが分かった、売れないことが分かったのです。
上手くいかない方法から学び、新たに試していけばよいのです。
また、こうして学んだ知識が別の機会に活かせるかもしれません。チャンスは見逃さない。
3.新しいアイデアは、新しい場所に置かれた古いアイデア
新しいアイデアなんて思いつかないと思うかもしれません。
ゼロからイチを生み出すのは大変ですが、そもそも現代社会ではあまり起こっていません。
ほとんどが既存のアイデアを別の場所で活かすことで新事業が生まれています。
つまり組み合わせの問題です。
常に「この考えを別の場所で使えないだろうか」と思考していきましょう。
余談
最後に余談ですが、「完璧とは、ダメになる過程の第一段階」と述べられています。
つまりそれが完璧だと思うと、そこには改善の余地もなくブラッシュアップされないことになります。
ピーター・F・ドラッガーも「今あるものは明日には陳腐である」と言っています。
また漫画BLEACHでも「私は完璧を嫌悪する」というシーンがあります。
常に前に進んでいきたいですね。
以上、仕事は楽しいかね?の紹介でした。