【勉強記録】環境計量士(濃度)【10】

こんにちは、まっつんです。

 

今年も梅雨があけました。

あっという間に時間が過ぎていきますね。

これから夏本番なので、暑さでバテないように体調管理をしっかりしたいところです。

みなさんも環境計量士試験を突破するための夏にしましょう。

 

このブログやyoutubeの更新も地道に続けていきます。

 

環境計量士の勉強記録(10)(2021/5/237/17

  

受験申込

環境計量士試験の申し込みが始まりました。

8月6日(金)までに忘れずに提出しましょう。

以下注意点

・願書はインターネットで入手、または郵便で請求

・受験手数料に8500円の収入印紙が必要

・願書は簡易書留による郵送のみ受付

詳しくは経済産業省のHPに記載されていますので、確認しましょう。

 

そんな私はまだ願書提出していません。収入印紙どうやって入手しようか…。

   

勉強時間、範囲

勉強時間は約1115分、合計勉強時間は約59.5時間。

以下の攻略問題集を解きまくっています。

結局、過去問最強です。

  

メモなど

問題集1週目完了

7月3日に攻略問題集という名の過去問7年分をようやく1周することができました。

こちらにその時の勉強動画を投稿しています。

 

ちょうどゴールデンウイークに入る時から解き始めていたので、2か月半かかりました。

TOEICの勉強も並行していたとはいえ思った以上にかかりました。

過去問7年分で、だいたい45時間。解説やら化学の参考書を読んでいる時間も含みます。

環境計量士の試験を受験予定の方は、早めに勉強に取り掛かった方が良いです。時間がかかります。

7年分解いた感想を環化、環濃、法規、管理の各科目でまとめました。

   

環化

大学で化学を専攻していたかどうかで、難易度が激変する科目です。

 

この分野は以前の記事(こちらやこちら)でも書いていますが、25問中20問は高校化学、大学化学から出題されます。

問われる知識も広く、化学基礎、有機化学、無機化学、物理化学、分析化学を中心に構成されています。たまに生化学や高分子化学に関する問題も出題されます。

 

大学で化学を専攻していない場合、攻略問題集の解説を読んでも理解できないと思います。

だからといって、大学で扱うような教科書を買って読み込んでいたら、試験に出ないページも読みかねないため時間がかかりますし、お金もかかります。(教科書を最初から読んでいると数千ページ読むことになります。)

 

どうしたらいいのだろうか、分かりません。

  

というのは半分冗談で、環境計量士の環化・環濃に特化した参考書が売られております。

例えば以下の本です。

  

正直に言って私はこれらの本の中身を見ておりませんので、分かりやすく書かれているかは分かりません。

しかし、試験と関係ない範囲を勉強してしまうくらいなら、上記の本で勉強した方が近道だと思います。

分からないところが合ったらインターネットで検索すると案外ちゃんと解説してくれているサイトに出会います。

地道に勉強していくしかないですね。

 

ちなみに高校化学はこちらの本ですべてカバーできます。

  

この参考書もすべて読む必要はありません。過去問を解いて分からないところを調べるときに使うといいと思います。

 

環化の25問中残りの5問は、以下の3つの法律からの出題です。

・環境基本法

・大気汚染防止法

・水質汚濁防止法

 

いずれも過去問解くだけでOKです。

問題集の7年分プラスアルファ解いていれば、本番で似たような問題に出くわすと思います。

そしたらラッキーだと思って正解を拾うだけです。

 

環化は高校化学、大学化学を突破できるかが鍵です。

  

環濃

個人的に一番大変な科目です。

 

試験回によりますが計算問題が2~3問出題されます。確実に正解したい問題です。

 

環化も範囲が広いのですが、環濃も負けじと範囲が広いです。そして細かい!!

普段から問題に出される分析装置を扱っていると簡単だと思いますが、初めて聞くような分析装置は 測定の原理、装置のイメージ、装置本体に付属している装置の名前と役割、どんな結果が得られるか、どんなサンプルに適しているか、などがまったく分かりません。

これらを机上だけで覚えるのは大変です。

 

唯一の救い(?)は捨て問がハッキリしているところ。

7年間で1問しか出題されていないような類の問題は完全に捨てです。

その1問の解説を読んで覚えるよりも、頻出問題(排ガスなど)に時間を割くべきです。

 

法規

個人的に一番攻略しやすい科目です。

まだ正解率3割位だと思いますが笑

 

計量法という法律の条文からの出題のため、問題が非常に堅苦しいです。

しかし逆に言うと、試験範囲が明確で応用問題も作りにくいため過去問解くだけで対策になります。

法規のための参考書は必要ありません。

 

私は下記の参考書を購入しましたが、買わなくても良かったと思っています。

  

攻略問題集を解くうえで気を付けるべき点があります。

すべての科目で共通しているのですが、攻略問題集では似たような問題ごとに分類別けされています。

そのため1問目で間違えて解説を読むと、2問目以降正解できるようになることがあります。

これは直前に試験範囲をたまたま読んだから、問題の正解が分かる状態と同じです。

理解していると勘違いしないことが大切です。

とくに法規はこのような勘違いに陥りやすい科目だと思います。

 

法規は過去問を解くこと自体が大きな試験対策になるので、時間があれば攻略問題集に掲載されていない過去問も解くと良いと思います。

試験回ごとに解くことで、問題の順番がランダムになり「思い出す」訓練ができます。

 

ちなみに各科目で出題される問題の順番はほぼ固定されているため、本当の意味でランダムではありません。

  

管理

個人的に一番簡単な科目です。

 

いやもう、品質管理検定2級(QC検定)と丸被り(8割くらい?)です。

QC検定2級はそこまで難しい資格ではありませんが、管理の問題はQC検定よりも簡単です。

 

以前、QC検定について色々記事を書いています。興味があれば。

 

 ・【第30回】QC検定2級の所感【難化】

 ・【資格】QC検定2級の攻略【品質管理】

 ・【資格】QC検定2級 手法問題【攻略】

 

管理の勉強に困ったらQC検定2級の勉強をしても良いと思います。

私は以下の参考書と過去問を使用しました。

  

時間があればQC検定の過去問にまで手を出して、理解を深めることをお勧めします。

QC検定の問題が解けるようになれば、管理も問題も解けるようになります。

  

まとめ

・攻略問題集1週目終了

・環化は、高校化学と大学化学の広範囲の知識を要する。大学で化学を専攻しているかどうかで難易度が激変する。

・環濃は、分析に関する幅広い知識を要する。内容が細かい。

・法規は、過去問周回が一番の対策

・管理は、QC検定2級の勉強がそのまま活きる

   

今後も頑張っていきます。

以上です。

  

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