【AI時代】仕事と私生活の共存【落合陽一】

みなさんこんにちは、まっつんです。本日紹介する本はこちら!

「超AI時代の生存戦略」 落合 陽一 著

 

落合氏が書かれた本です。討論番組などでよく見かける方ですね。発する一言一言から、常日頃から色々なことを思考している人だと思っています。そんな落合氏が書かれた本ということもあり平凡な私では理解できないような部分はありましたが、私なりに紹介します。

 

21世紀に入ってからインターネットが急速に普及し、世界は情報社会と化しました。さらに昨今ではスマートフォンの普及に伴い、いつでもどこでもインターネット、情報にアクセス出来る社会に変化しています。

さらに2016年には囲碁のトップ棋士、イ・セドルをAI(人工知能)が打ち負かしたことが話題に上がり、AIの発展により職が無くなるという漠然とした展望が人々に広がっています。

本書はそんなコンピュータ化、AI化した時代に生きる私たちは、今後どのような考え方を持って社会を生きていけばよいかについて落合氏なりに解説した本です。

現在の情報社会について大まかな知識を手に入れたい人や、将来に不安を抱えている人に読んで頂きたい本だと思います。

 

この本を一言で表すと、こちら!

【みんなちがってみんないい】

子供のころからたびたび聞くこのフレーズ。本書内ではこのフレーズは使っていませんが、似た表現が多数出てきます。つまるところ、自分に合った楽しくやれる仕事や趣味を伸ばしていくことで個性が生まれ、そういう中でトップを取りに行くことが重要だと述べています。

 

本書のキーワードはこちら。

・ワークアズライフ
・専門性を持つ
・記憶にフックをかける

ワークアズライフ

みなさんはワークライフバランスは聞いたことがあると思います。仕事は仕事、私生活は私生活というように時間と空間を分けて考え両者のバランスを調整することでより良い生活を送る、といった考え方です。

平日の昼間は仕事をし、夕方6時以降と土日は自分や家族との時間を大切にする。確かに一昔前まではこのワークライフバランスの考え方は、仕事と私生活のON/OFFができることでメリハリが付くため良かったと思います。

しかし現代の情報社会、とくにスマートフォンが普及した今ではどうでしょうか。会社で仕事を終えて家に帰っても仕事のメールや電話はできるし、仕事に関係する世界中の情報にアクセスできます。

もちろん超ホワイトな会社で働いており、定時以降のメールや電話を極力禁止しているような場合は当てはまらないかもしれませんが、多くの人は私生活の中に仕事が入り込んできています。

仕事と私生活の区別がそもそも難しい社会に私たちは生きているのです。こうした現実を受け入れたうえで落合氏は「ワークアズライフ」の考えを提唱しています。

ワークアズライフ、私は初めて聞きましたが直訳すると生活(人生)としての仕事。一日中どこでも仕事ができる現代において、なるべくライフとしてのワークをすることの重要性が述べられています。

ここで注意したいことは、24時間働き続けなさいと言っているわけでは決してありません。

仕事と私生活が混在している現状を受け入れつつ、余暇のようにストレスフリーな環境で働ける環境を整えていくことが今後の生きていくために必要になると主張しています。

 

専門性を持つ

ワークアズライフ、ストレスフリーで継続性を持って仕事をするために、①ブルーオーシャン戦略②趣味性③遊びの3つを挙げています。これら3つを意識していくことで結果的に専門性を持つことにつながります。

 

ブルーオーシャン戦略

ブルーオーシャンな考え方は、他人と違うことをすることであり競争心とは真逆の考え方。逆に、競争心を持ち、且つことを繰り返すのがレッドオーシャンの考え方。

これまでの社会は一つのパイをみんなで取り合ってきましたが、ブルーオーシャン的な考えはパイを大きくする、数を増やすといった考え方です。

昔のように全員が同じ方向を向いて生きていく必要はなく、それぞれの人がそれぞれの方向を向いて生きていても成り立つ世の中。そんな世界で重要となる専門性、個性は定義の仕方次第です。

なにも世界中の人と比べて個性を出す必要はなく、個性はニッチなコミュニティの中で見出していけば良いのです。10人程度のコミュニティでも個性が出ていれば良いなら、難易度はガクッと落ちると思います。

 

趣味性・遊び

趣味性と遊びは似ているため一つにまとめました。

コンピュータには趣味性がなく、限りなく透明である。一方で人間だけが透明なところに趣味性として個人の色を付けていくことが出来る。能力的に取り換え不可能な人類が存在しなくなったら、趣味ぐらいしか差が見えなくなってしまいます

上記の個性について、もしかしたら多くの人が自分には個性は無いと思っているかもしれません。しかしあなたが個性的だと考える人でも、生まれながらにして個性的だったわけではありません。環境や学ぶ態度から後天的にどんどん特徴的になっていくものです。

さてそんな個性を手に入れるため一番大切なことはストレスフリーな継続性です。そのために仕事にゲーム的なフレームワークの導入、ギャンブル性と報酬が組み込まれているといいと述べています。

射幸心としての「ギャンブル的な報酬」、収集欲としての「コレクション的報酬」、体感的な「心地よさの報酬」。こういった報酬系を仕事の中に取り入れることで、ストレス解消と継続性につながります。

 

記憶にフックをかける

さらにこれからのAI時代、記憶にフックがかかっている状態、おぼろげにリンクがついているような状態が理想的な知識の持ち方であるも主張しています。

そもそもクイズなどの単純な知識・記憶を問うものはコンピュータの方が圧倒的に得意。一方で人の記憶はおぼろげなもので、そうした複数の抽象的なイメージが合わさった時に人にしかできない想像力が出てきます

ただし、「フックをかける」と言っているように、一度はその知識を頭で理解する必要はあります。後で必要になった時に調べたときに、一度理解したものならすぐに理解することが出来るからだ。

あらゆるジャンルにフックをかけていることで、想像力の引き出し方が非常に充実するようになります。

 

メモ

上記以外に大切だと思ったことを以下にまとめました。

〇プレゼンベースの仕事は効率的
⇒主張したいことやプレゼン資料を先に準備し、それを説明するための仕事をする。


〇コミュニティは30人が限界
⇒多すぎると責任の所在が分からなくなり、意思決定がしにくくなる。

 

まとめ

では最後に、本記事をまとめます。

・ワークアズライフという時代に合った働き方

・仕事にブルーオーシャン戦略、趣味性、遊びを導入する。
 その際、ギャンブル性と報酬を意識する。

・記憶にフックをかけることで想像力が増す。

 

以上、超AI時代における生存戦略、の紹介でした。